先日、クラスメイトのパキスタン人女性を人生初ヨガにお連れ致しました。
こちらに来てからというものお世話になりっぱなしの雅子さんがSacred Sound Yoga
の無料券を下さったので彼女にプレゼントしたのです。
数日前に彼女がお部屋に招いてくれて、私は1時間半も遅刻して到着したにもかかわらず
パキスタン料理のお店でごちそうしてくれて、尚かつ帰りにはパキスタンのスカーフ(イスラム教徒女性が頭から巻いているスカーフ)までプレゼントしてくれたので、どうにもお返しをせねば!と思っていました。
ちょうどヨガに興味を持ってくれたようだし、それじゃあ!ということで土曜日の夕方なら空いているとのこと。
HPをチェックするとオープンフロウのクラス。「このクラスは初めてだとちょっとキツいかもよ?」と一応説明したら「最近クッキーやケーキばかり食べてお腹が出て来たから運動したい!」とのことでしたので、オープンフロウクラスに参加して来ました。
一応彼女についてちょっと説明を…
パキスタンの郊外で盲目の人に点字を教える仕事をしていたそうです。
ご主人は24歳年上でマンハッタンでタクシードライバーをしていらっしゃるそうです。
ご主人は25年間、パキスタンとNYを行ったり来たり。パキスタンでは親が決めた許嫁と結婚するのが習わしで ご主人ともいわゆるお見合いで結婚したそうです。
パキスタンに4歳になる一人息子を置いて去年の暮れにご主人の元へ来そうな。
年齢は…聞いてないけど30歳前後かな?奥ゆかしい由緒正しきパキスタン女性といった風情です。といっても私は他にパキスタン女性を知りませんが…。
パキスタンはイスラム教の国なので女性は出来るだけ顔を隠し膝下以上長いゆったりしたワンピースを身につける必要があるそうです。だからヨガの時もその風習に乗っ取ったイデタチで初ヨガにトライ!
彼女にとって人生初ヨガが完全には理解できない英語で、このオープンフロウのクラスが良かったのか良くなかったのかは私には分かりません。
ただ、見よう見まねで本当に一生懸命やっていました。とてもツラそうだったけど…初めてなんてそんなもんだよね、なんて軽く考えていた私。
レッスン自体はすごーくベーシックな感じで、なんだか東京で私がやってたシークエンスに似ていて、懐かしいような…。ただこの日はかなり寒かったのでスタジオがけっこう冷えていました。そこだけが残念。
終わった後、彼女にどうだったか聞いたところ「すごくツラかった〜!もう絶対にやりたくない!」との答え…ガーーーン。。。ヨガ伝道師として完全に失格です。泣。
しかしその後、彼女と数時間過ごしているうちにヨガに挑戦した、ということだけでも
彼女にとっては清水の舞台から飛び降りるよりももっとスゴいことに挑戦したのかもしれない、と思うようになりました。
というのは、この由緒正しきパキスタン女性その名もノリーンは、私の祖母のお母さんくらいの価値観に等しいのかも、と思ったからです。あ、父方の福井の祖母と同じくらいかな…。
そんな彼女がこのマンハッタンで生活することを決意したこと、息子を置いて来たこと、アルバイトを始めようと思っていること、等々を想像するだけでも涙が出そうになります。
清水寺どころかスカイダイビング並みの勇気がいったに違いありません。
彼女はひとりで地下鉄にすら乗ったことがありません。
マンハッタンの地下鉄のメトロカードは薄っぺらいプラスチックのカードなので、通り抜けるのにちょっとコツがあるのですが(NYの人でもよくエラーを出しています)彼女がいうには「自分で成功したことがないのでmioやってくれる?それで私が入るから。」とのこと。いつもは旦那さんがやってくれているそうな。私は驚いて「これはスゴく簡単だから自分でやってみなよ!何回かやれば絶対出来るよ!」といったけど、2、3回トライして「無理!」とのことで私が代わりに通しました。
帰りの地下鉄でも同じことを言うので「これからノリーンは一人で地下鉄に乗ることが出来るようになる必要があるよ。 来年、息子も来るなら2人で地下鉄を使わなきゃならないでしょ?絶対に出来るようになるから、これで練習しよう!」と言って、カードの残金をチェックする機会で何度も何度も練習しましたが、1度もOKにならないのです。
そもそも彼女は自分で出来ると思っていないんだな…とその時思いました。そして彼女が言うには旦那さんがこれでエラーが出ると課金されるからしてはいけない、と 言ったそうなのです。もちろんそんなことはありません。「絶対にそんなことはないよ!!!」と10回くらい言ったら「じゃあ帰りの駅で残高を調べるて見るから!」とのこと。案の定、残高はそのままです。
イスラム女性にとって旦那様の言うことは絶対なんだな〜と深く思いました。
地下鉄の急発進急停車も一人では立っていられないノリーン。お店の重いドアを開けられないノリーン。今まで出かける時はいつも旦那さんと一緒で全て彼がやっているのでしょう。
それがきっとイスラム教徒の習わしなんだと容易に想像できます。
そんなノリーンが日本人のなんだか良く分からないヨガとかいうものをやっている私に興味を持ってくれて、お互いに不自由な言葉を操りながら、一緒にヨガしてくれたこと。 その後カフェでノリーンが好きなチョコレートケーキを一緒に食べたこと。安売りのお店でピンクのワンピースを買ったこと。
これらは彼女にとって、本当に全く初めての経験なのでしょう。
その勇気と不安を想像するだけで涙が出そうになります。
私はたったの3ヶ月しかここにいられないけれど、ノリーンはこれから先の人生をずっとここで過ごすことになるのです。 異国の異文化の中で。
人種のるつぼと言われているマンハッタンでもイスラム教徒の女性はあまり見かけないような気がします。多分たくさん在住してはいるのでしょうけれど、あまり外には出ないような生活をしているのかも知れません。
これからノリーンはどんな風に変化していくかは分かりませんが、強く逞しく美しく
イスラム教徒として生きていって欲しいな、と思いました。
語学学校も約半分が経過しました。彼女とクラスメイトでいられるのは、あと3週間弱ですが、また一緒にショッピングに行こうと思います♪
こちらに来てからというものお世話になりっぱなしの雅子さんがSacred Sound Yoga
の無料券を下さったので彼女にプレゼントしたのです。
数日前に彼女がお部屋に招いてくれて、私は1時間半も遅刻して到着したにもかかわらず
パキスタン料理のお店でごちそうしてくれて、尚かつ帰りにはパキスタンのスカーフ(イスラム教徒女性が頭から巻いているスカーフ)までプレゼントしてくれたので、どうにもお返しをせねば!と思っていました。
ちょうどヨガに興味を持ってくれたようだし、それじゃあ!ということで土曜日の夕方なら空いているとのこと。
HPをチェックするとオープンフロウのクラス。「このクラスは初めてだとちょっとキツいかもよ?」と一応説明したら「最近クッキーやケーキばかり食べてお腹が出て来たから運動したい!」とのことでしたので、オープンフロウクラスに参加して来ました。
一応彼女についてちょっと説明を…
パキスタンの郊外で盲目の人に点字を教える仕事をしていたそうです。
ご主人は24歳年上でマンハッタンでタクシードライバーをしていらっしゃるそうです。
ご主人は25年間、パキスタンとNYを行ったり来たり。パキスタンでは親が決めた許嫁と結婚するのが習わしで ご主人ともいわゆるお見合いで結婚したそうです。
パキスタンに4歳になる一人息子を置いて去年の暮れにご主人の元へ来そうな。
年齢は…聞いてないけど30歳前後かな?奥ゆかしい由緒正しきパキスタン女性といった風情です。といっても私は他にパキスタン女性を知りませんが…。
パキスタンはイスラム教の国なので女性は出来るだけ顔を隠し膝下以上長いゆったりしたワンピースを身につける必要があるそうです。だからヨガの時もその風習に乗っ取ったイデタチで初ヨガにトライ!
彼女にとって人生初ヨガが完全には理解できない英語で、このオープンフロウのクラスが良かったのか良くなかったのかは私には分かりません。
ただ、見よう見まねで本当に一生懸命やっていました。とてもツラそうだったけど…初めてなんてそんなもんだよね、なんて軽く考えていた私。
レッスン自体はすごーくベーシックな感じで、なんだか東京で私がやってたシークエンスに似ていて、懐かしいような…。ただこの日はかなり寒かったのでスタジオがけっこう冷えていました。そこだけが残念。
終わった後、彼女にどうだったか聞いたところ「すごくツラかった〜!もう絶対にやりたくない!」との答え…ガーーーン。。。ヨガ伝道師として完全に失格です。泣。
しかしその後、彼女と数時間過ごしているうちにヨガに挑戦した、ということだけでも
彼女にとっては清水の舞台から飛び降りるよりももっとスゴいことに挑戦したのかもしれない、と思うようになりました。
というのは、この由緒正しきパキスタン女性その名もノリーンは、私の祖母のお母さんくらいの価値観に等しいのかも、と思ったからです。あ、父方の福井の祖母と同じくらいかな…。
そんな彼女がこのマンハッタンで生活することを決意したこと、息子を置いて来たこと、アルバイトを始めようと思っていること、等々を想像するだけでも涙が出そうになります。
清水寺どころかスカイダイビング並みの勇気がいったに違いありません。
彼女はひとりで地下鉄にすら乗ったことがありません。
マンハッタンの地下鉄のメトロカードは薄っぺらいプラスチックのカードなので、通り抜けるのにちょっとコツがあるのですが(NYの人でもよくエラーを出しています)彼女がいうには「自分で成功したことがないのでmioやってくれる?それで私が入るから。」とのこと。いつもは旦那さんがやってくれているそうな。私は驚いて「これはスゴく簡単だから自分でやってみなよ!何回かやれば絶対出来るよ!」といったけど、2、3回トライして「無理!」とのことで私が代わりに通しました。
帰りの地下鉄でも同じことを言うので「これからノリーンは一人で地下鉄に乗ることが出来るようになる必要があるよ。 来年、息子も来るなら2人で地下鉄を使わなきゃならないでしょ?絶対に出来るようになるから、これで練習しよう!」と言って、カードの残金をチェックする機会で何度も何度も練習しましたが、1度もOKにならないのです。
そもそも彼女は自分で出来ると思っていないんだな…とその時思いました。そして彼女が言うには旦那さんがこれでエラーが出ると課金されるからしてはいけない、と 言ったそうなのです。もちろんそんなことはありません。「絶対にそんなことはないよ!!!」と10回くらい言ったら「じゃあ帰りの駅で残高を調べるて見るから!」とのこと。案の定、残高はそのままです。
イスラム女性にとって旦那様の言うことは絶対なんだな〜と深く思いました。
地下鉄の急発進急停車も一人では立っていられないノリーン。お店の重いドアを開けられないノリーン。今まで出かける時はいつも旦那さんと一緒で全て彼がやっているのでしょう。
それがきっとイスラム教徒の習わしなんだと容易に想像できます。
そんなノリーンが日本人のなんだか良く分からないヨガとかいうものをやっている私に興味を持ってくれて、お互いに不自由な言葉を操りながら、一緒にヨガしてくれたこと。 その後カフェでノリーンが好きなチョコレートケーキを一緒に食べたこと。安売りのお店でピンクのワンピースを買ったこと。
これらは彼女にとって、本当に全く初めての経験なのでしょう。
その勇気と不安を想像するだけで涙が出そうになります。
私はたったの3ヶ月しかここにいられないけれど、ノリーンはこれから先の人生をずっとここで過ごすことになるのです。 異国の異文化の中で。
人種のるつぼと言われているマンハッタンでもイスラム教徒の女性はあまり見かけないような気がします。多分たくさん在住してはいるのでしょうけれど、あまり外には出ないような生活をしているのかも知れません。
これからノリーンはどんな風に変化していくかは分かりませんが、強く逞しく美しく
イスラム教徒として生きていって欲しいな、と思いました。
語学学校も約半分が経過しました。彼女とクラスメイトでいられるのは、あと3週間弱ですが、また一緒にショッピングに行こうと思います♪
mioさんステキ(;;)
返信削除ノリーンと息子さん、ご主人がもっともっとハッピーでたのしい毎日を送れますように・・・!
好美ちゃん、ありがとう。
削除ノリーンにとってマンハッタンで暮らすというのは本当にもの凄い冒険なんだということが良く分かりました。
来年には息子さんもこちらに来るとのこと。
多分その頃には彼女もすっかりこの街に慣れて、地下鉄に乗れなかったことなんて忘れてしまっていると思います。
そしてまたいつか私がマンハッタンを訪れた時には彼女と再会したいと思います。